
スピリット多田
42度 500ml
4代目が誕生した1965年。
天盃3代目は「世界に誇れる蒸溜酒づくり」を誓いました。
その2年後、今から55年前の1967年。
自分たちが造る蒸溜酒がどのようなレベルなのかを確かめるべく、シェリー樽を輸入し、自分たちが造る本格焼酎を貯蔵しました。4代目曰く、毎日その出来栄えをテイスティングし、喜んでいました。その貯蔵酒も5年の時を経て、3代目は発売に向け、ラベルや包装紙も用意し、いざ発売する段階になると、「これでは、スコッチウイスキーの真似で、スコッチウイスキーに勝てない」と販売を取り止めました。
半世紀以上の時が経ち、2017年。
クラフトマン多田のブランドがスタートし、5代目は、日本酒蔵が使用した洋樽を用い、洋食に合うジャパニーズスピリッツの開発を行いました。
そして、2023年4月1日。
税制の改正により、従来の吸光度の規制が変わり、色の濃さを気にせず、「世界に誇れる蒸溜酒づくり」を試せる機会を得ることができました。
今回、18年前の2005年に貯蔵を開始したスピリッツを用いて、日本酒蔵が「貴釀酒」の貯蔵に使用した樽を使い表現しました。
今回、自分たちが現在最高と思える方法で「世界に誇れる蒸溜酒づくり」を表現できました。
夢の途中ではありますが、私たちの想いに共感頂ける皆さまにその過程を楽しんでいただければ、これ以上の幸せはありません。
香り
18年古酒ならではの深く、透明度の高い香り。トースト様とほのかにバニラ様。メープルシロップ、蜂蜜、焦がしバターのようなニュアンス。ほのかに梅と桜の香り。
味わい
ほのかにミントのニュアンス、梅酒のような透き通る綺麗で透明度の高い味わい。凝縮したすっきりした果実様、余韻はバニラ様の複雑なニュアンスもある。アフターはミードや杏のようなニュアンス。軽やかでありつつ余韻は優しく甘く長い。
飲み方
ストレートが原酒の持つ味わいや香りを一番感じて頂けます。ロックやハイボールだと爽やかな印象に。熱すぎないお湯割りにすると、18年古酒由来の香り、甘みや旨味を感じられつつ、樽のふくらみを感じられます。
お楽しみいただきたい料理
スペアリブやグリルチキンなど、燻製様の料理とともに。
おすすめのシチュエーション
1人でしっぽりと。気心知れた仲間と一緒に、ソーダ割で軽快にワイワイと。
原材料名
大麦(国産)、大麦麹(国産麦)
※税法上の区分により、品名がウォッカ表記となります。
天盃の本格むぎ焼酎原酒を樽で貯蔵した商品です。
価格
500ml…5,720円(税込)
Label artwork

塚本 猪一郎 Tsukamoto Iichiro
版画アーティスト
プロフィール
1956 佐賀県佐賀市生まれ
1982 佐賀大学 特設美術科卒業
1985 コンプルテンセ大学 版画科入学 (マドリッド)
個 展
ギャラリーゴトウ(東京)
ギャラリー山口(東京)
ギャラリープチフォルム(大阪)
モンコレクション(福岡)
早良美術館 るうゑ(福岡)
ギャラリー EM(長崎)
ギャラリーシルクロ(佐賀)
グループ展・その他の活動
1992 大成建設新社屋竣工記念版画製作
1998 谷川俊太郎氏とコラボレーション(松山市民会館)
1999 19年の追憶画集出版(広瀬画廊・松山)
2000 英展受賞(田川美術館)
福岡ドーム・ホークスタウンモニュメント製作
2001 Merrill Lynch 社のメージ作品に選定される
2006 「版画芸術」折り込み作品製作
U-CAN カラーコーディネイト講座テキスト表紙製作
2007 パリ IDEM 工房にてリトグラフ製作
2012 日赤病院版画製作
2013 佐賀医大病院モニュメント・アイアンレリーフ製作
2019 天盃「新酒コレクション」コラボレーション
gallery2020

きらめく琥珀色は、蒸溜家魂の輝き。 オーク樽由来の少し甘やかでスモーキーな香り。ほんのりと舌に残る香ばしさと苦みの余韻は、麦焼酎の奥深さを気付かせてくれる。 ストレートなら仲間と語らいながら、ゆっくりと、手のひらでグラスを包みながら味わいたい。 軽快に割って飲むなら料理と共に楽しみたい。